水シリーズ -part9 水はカロリーゼロ!-
水を飲むと太ると聞いたことはありますか?
水にカロリーはあるの?
結論をタイトルでお伝えしてしまいましたが、
水はカロリーゼロです。
今回は、水に関する悩みをよく耳にするため、そのことに関して少しお話しさせていただきますのでお付き合いください。
よく、「水を飲むと太ります」と言われます。
水太りという言葉を一度は耳にしたことがあるんのではないでしょうか?
ダイエットをされている方や健康に気を遣っている方はカロリーには特に敏感のことと思います。
結論で述べたように、水にはカロリーは無く、糖質や脂質もゼロです。
しかし、注意していただきたいのが、ここでいうカロリーゼロの水というのは水道やウォーターサーバー、ノンフレーバーの水のことを指します。
味付きの水
最近は、水を飲む人が増えてきており、コンビニ等で水が大量に売られています。その中に、味が付いた水を見かけると思います。
ヨーグルト味や、ブドウ味、オレンジ味、レモン味などたくさんの商品があります。
サントリーさんから出されているヨーグリーナを例に挙げます。水を飲みやすくするために、糖質や食塩、炭水化物などを微量に含んでおり、表記をみるとカロリーゼロではないはずです。
実際に表記を見てみると、100mlあたり24kcalと記載があります。
つまり、500mlのペットボトルだと、120kcalあるということです。
水を飲んでいるから大丈夫と思って味付きの水ばかり飲んでいると太るというのはこのためです。
普段、水を飲まない方が一気に水分摂取すると注意
以前、水中毒についてお話しをいたしました。まず、一気飲みは注意が必要です。このことをふまえて説明いたします。
身体の中には一つ一つの小さな細胞があります。
普段から水を飲んでいる方の場合:
身体の中の60%程は水分であることはご存じと思います。普段から水を飲んでい人の身体の中の細胞は、水を珍しい物だと感じず、細胞は適度に水分を保持しています。
普段水を飲まない方が、水を飲んだ場合:
細胞が常に脱水の状態で、水分摂取を行うと、細胞が水分を大量に吸収し浮腫みのような症状になることがあります。
このことにより、水太りだと感じる人がいます。
リンパの流れが悪い
水分は胃に入り、腎臓でろ過され、小腸で吸収し、血管に乗り全身に運びます。この過程で、一部がリンパに乗っていくのですが、リンパの流れが悪いと水を上手く運ぶことができず、下腿などの末梢などに溜まってしまいます。
腎臓や心臓の働きが悪い
水分摂取後に、過度の浮腫みがある場合は腎臓や心臓の機能の検査をお勧めします。腎臓は水分をろ過する役割があります。腎臓の働きが悪いと水分をろ過することができず、飲んだ水分の大半を身体に蓄えたままになってしまいます。心臓に関しても、心不全などの症状に注意が必要です。
塩分の摂り過ぎ
味の濃い食べ物や塩辛い食べ物を食べ過ぎると、塩分の過剰摂取になってしまいます。塩分の過剰摂取になると、身体は水分を欲します。なぜかというと、以前お話しした水とナトリウムのバランスが関係します。
塩分(ナトリウム)を摂り過ぎると、バランスが崩れ、身体は大量に水分を欲します。
水を飲むことで、一時的に体重は増えますが、時間が経つと吸収されもとに戻ります。間違ったダイエット法としてよく行われているのが、
・ボクサーやボデビルダー等が行っている水抜き
・間違った半身浴や岩盤浴 など
これらはダイエットではなく、ただの脱水ですので注意してください。
正しい知識を学び、効果的な方法を選択しましょう!