現金とキャッシュレス どっちがいいの?
毎日毎日コロナウイルスの話題でひっきりなしですね。
みなさんはどうお過ごしですか?
さて、先日、嫁から『キャッシュレスってどうなの?』と聞かれました。「はやくキャッシュレスにしたほうがいいよ」と伝えましたが、皆さんはどうですか?
なかなか現金を手放せない方がまだまだいるみたいなので、今日はキャッシュレス化に私たちがどう対応していけばいいのかをお話しできればと思います。
- 時代の流れ
- 今後はマネーレスの時代
- 5G・AIなどの導入
- キャッシュレスとは
- キャッシュレスの種類
- 現金派のメリットデメリット
- キャッシュレスのメリットデメリット
- 現金派の人の言い分・特徴
- お店側のメリットデメリット
- 私の場合の使い分け
- ポイントのために買い物をするな
時代の流れ
今や世界中でキャッシュレス化が進んでいます。
クレジットカード大国と呼ばれている『韓国』では、96%程といったケタ違いの割合を誇っています。
しかし、日本は、今年の調査ではわずか20%にとどまっています。
ちなみに主要各国では40%~60%の割合でキャッシュレスが普及しているのが現状です。そのため日本は、2025年までには40%まで水準をもっていくのを目標に掲げています。
時代はどんどん進んでいきます。
一部のコンビニやスーパーでは、自動レジが普及しています。なぜか。一番かかる人件費を削減できるからです。どんどんスピーディーになっていきます。
今後はマネーレスの時代
今後は、『お金(キャッシュ)』という概念が無くなります。必ず無くなります。時代はキャッシュレスからマネーレスへと変わっていきます。
紙幣や硬貨という概念自体がなくなることで世界は大きく変化していきます。
お金とはただの手段で用いられるものです。あの紙切れ自体には本来はなんの価値もありませんが、我々が「これは1万円」と決め、商品と交換するというただの引換券でしかありません。
元来は、物々交換をしていたのです。そのため、今後またお金の価値が無くなり、マネーレス時代が到来するのです。
5G・AIなどの導入
スーパーに買い物に行くとします。スーパーの入口で自動的に個人情報を読み取られ、そのまま買い物をして、レジを通らず店外へ出る。店外へ出ると自動的に買った商品をAIが読み取り、各個人へクレジット請求します。レジ打ちが不要になり人件費もいりません。万引きも無くなります。圧倒的にコスト削減の世の中になります。それが当たり前の世の中になりつつあるのです。
このような時代の波についていく必要があります。
それではそろそろ、キャッシュレスとはなにかからまず説明いたしましょう。
キャッシュレスとは
キャッシュレスとは、『支払いなどに紙幣や硬貨といった現金を使用せず、クレジットカードや電子マネー、口座振替を用いる決済方法』のことをいいます。
キャッシュレスの種類
クレジットカード
定められた指定日に口座引き落としで支払いをします。
基本的に翌月・翌々月に引き落とされます。
デビットカード
購入と同時に口座から引き落とされます。
そのため、使い過ぎを防ぎます。
電子マネー
前払いで、事前に入金しておく必要があります。
カード内にチャージし、支払い時にレジでタッチすることで支払い完了となります。
楽天Edyが有名ですが、SuicaやPASMOもこれらに含まれます。
モバイル決済
自身のスマートフォンでクレジットカードや銀行口座を登録しておくことで、支払いが行われます。
PeyPey(ペイペイ)
PeyPeyは、口座を登録し決済する方法や、クレジットカード決済、電子マネーのように前払いで入金し決済する方法などを選んでしようすることができます。
加盟店も多く、PeyPeyに登録しておくだけで、手持ち金が無い場合の緊急事態に対応できます。
それではここで、現金派・キャッシュレス派のメリットデメリットをみていきましょう。
現金派のメリットデメリット
メリット
・どこでも使用できる
・使い過ぎを防ぐ
日本はまだ現金派が多いため、現金のみの店舗もあるのが現状です。また、その都度の支払いのため使い過ぎを防ぐことができます。
デメリット
・お金が足りないと困る
・財布が膨れる
・小銭がでる
・レジに時間がかかる
・ATMでの手数料がかかる
・銀行に行く手間がある
・現金を持っているとひったくりや詐欺に遭う
やはり、お金が足りないと困ることや、おつりが出たり、小銭が溜まるのは大きなデメリットかと思います。
また、銀行やATMではお金をおろす度に『手数料』がかかります。下ろす手間に手数料がかかるので圧倒的にコスパが悪いです。
キャッシュレスのメリットデメリット
メリット
・ポイント還元・ポイント付加
・現金を持ち歩かなくていい (手ぶらで買い物可能)
・小銭が出ない
・会計がはやい
・銀行・コンビニATMに行く時間が省かれる
・お金の流れが分かりやすい
・割引などの特典
・旅行の際に現金がいらない(特に国外はカードが楽)
・マネーロンダリング対策
やはり、時短になるが大きいのではないかと思います。
デメリット
・通信障害があるとダメ
・使いすぎる場合がある
・使える店が限られる
・スマホの充電がなくなると使えない
・企業に個人情報を提供することになる
・スマホを無くすと大変?
・始めるのが面倒?
充電が無くなると不便ですが、クレジットカードやデビットカード、カード型の電子マネーを持ち歩けば電池の心配はありません。
スマホを無くすと大変と言われますが、今のスマホは生体認証が付いていますので、さほど問題ではないでしょう。
現金派の人の言い分・特徴
・どれがいいかわからない
・使い過ぎたらどうしよう
・現金に慣れている。楽。
始めない理由としてこのようなことを言われます。
とりあえず、大手のPeyPeyや楽天から始めるのがいいでしょう。明日からにでもすぐ始めることができます。
また、使い過ぎが心配な方は、デビットカードや電子マネーを用いることで、使い過ぎを防ぐことができます。
まずは、よく行くお店がなんの会社のキャッシュレスが対応しているのか、どのような使い方をしたいのかを考えましょう。
お店側のメリットデメリット
メリット
・レジ〆が楽
・会計が簡単
・人件費削減
・インバウンド需要の取込が見込める
やはり一番は、現金を扱わないため会計が楽になります。また、100%キャッシュレスにすることで、レジ〆で金額が合わないなどのことに悩むことがなくなり、人件費削減につながります。
ここ数年、インバウンドによる外国人観光客の増加がみられます。外国人観光客は、「キャッシュレス決済の店舗だったらもっとお金を使えたのに」と考えている人が多いです。日本の経済はインバウンドに支えられている部分もあるため、外国人観光客を逃すのはとても勿体ないことです。これから東京オリンピックもあります。
キャッシュレス決済を今すぐ導入すべきでしょう。
デメリット
・カード会社に手数料を支払う
・導入に初期費用がかかる
導入時の費用や、インターネット環境の整備などを要しますが、政府はキャッシュレス導入のサポートを行っているので新規で始める店舗は多いようです。
キャッシュレス決済にすると、お店はカード会社に手数料を支払わなければなりません。手数料はカード会社によって異なりますが、例えば手数料が3%だと、1000円の会計で30円をカード会社に支払うことになります。
手数料はかかりますが、人件コストを考えると導入するのが圧倒的にお得です。
私の場合の使い分け
最後に私の場合をお伝えします。
私は基本的に『楽天』で統一しています。統一を行うことで、ポイントが一か所に貯まります。
現在使用しているのは、クレジット機能の『楽天クレジットカード』、電子マネーの『楽天edy』、モバイル決済の『楽天ペイ』です。
この3つを持っていると、ほとんどの店舗で決済可能です。
通常は楽天edyに月5000~10000円をチャージし、使用します。私は財布に5000円程度しか入れていないため、それ以上の買い物はクレジットカードか楽天ペイを使用しています。払い過ぎが怖い方は、デビットカードを使用すればいいでしょう。
普段の買い物でポイントが付き、ATMに行く手間が省ける。レジの時間短縮、財布レス小銭レスなどを考えると圧倒的にキャッシュレスがお得と言えるでしょう。
ポイントのために買い物をするな
最後に、キャッシュレスで一番注意してほしいことがあります。
それは、『ポイントのために買い物をするな』ということです。
これが一番危険です。
ポイントがほしいがために、無駄な買い物をする人がいるようです。ポイントは通常100円で1ポイントなどがあり、あと○○円買えばポイントが付く、ポイントが貯まると嬉しいなど考えている人は危ないです。
ポイントはあくまで『おまけ』ですので、買い過ぎには注意しましょう。